今回紹介するのはGiorgio Armani(ジョルジオアルマーニ)のPrive(プリヴェ)シリーズのOud Royal(ウードロイヤル)という香水です!!
最初に言っておきますが、僕がテスターも含めて軽く100くらいかな?の香水を試してきた結果行きついた先がこの香水です。
要するに、僕の中では頂点に値する香りの香水だということ。
そして、この香水のレビューはどこを探してもないですし、僕が日本人初のレビューを書くことになります!!
というわけで、どうかお手柔らかにお願いします(笑)
Giorgio Armani Prive Oud Royalのレビュー
今回紹介する香水「Oud Royal(ウードロイヤル)」は、”Giorgio Armani Beauty“というラインから出たPrive(プリヴェ)シリーズのうちの1つ。
Priveシリーズにはいくつもの香りの異なる香水が存在し、ボトルやロゴのカラーによって識別ができます。
香り
「Oud Royal(ウードロイヤル)」はオードパルファムという類の香水です。
今回の「Oud Royal」は関係なく、オードパルファムの上にも「パルファム」という濃度の濃い高い香水は存在するのですが、香りがあまり飛ばないために最近では見かけなくなりました。
そのため「oud royal」は、パルファムに次ぐ濃くて深みのあるような印象。
しかし、同時に爽やかな印象をも合わせ持ち、東洋の木材をモチーフにした香りがします。
決してべたついたり、香りがきつく感じることもなく、さらには頭痛がすることもありません。
2プッシュもするとさすがにきついですが(笑)
匂いについて簡単に言うならば、「THE 木の匂い」と例えるのが最適なほどウッド調が前面に出ている感じで、高貴かつ暗さのある少しスモーキーな感じの匂いです。
ウッドノートの香水ならいくつも存在しますが、どこか品が欠けているような高級感という高級感は感じられないというのが今までの感想でした。
一方で、「Oud Royal」は違います。
「Royal」=「王室」という訳がふさわしいほど洗練された厚みのある香りは特別感があります。
出典:https://www.marcheaozora.com/?pid=142787111
「Oud(ウード)」=沈香と呼ばれる東洋の香木を指し、含まれているオイルは香木の心材に含まれる樹脂から作られていて、需要が高いためOudは高級品としての扱い。
どこか懐かしい感じもあり、個人的には強すぎず、マイルド過ぎない香りがするために香って嫌な人はいないんじゃないかと思うほどです。
加えて、男女ともに使えるユニセックスな香りで、オールシーズン使える万能な香りでもあります。
香りの変化に関しては、先ほどのウッド調の香りが全体を通してするのには変わりなく、トップがスパイシーな感じで、ミドル~ラストへ時間の経過で乾燥するのに伴って柔らかく、美しくて少々甘い感じの匂いへと変わっていきます。
僕が総合的に見て★5つで表現・レビューするならば、通り越して限界を超えた★10個とかでしょうか(笑)
それくらい気に入っている香水です!!
最後に商品紹介ページによる説明を足しておくと、調香がスパイシー&ウッディで、サフランから始まり、アンバー・ローズ・白檀が香るそうです。
個人的には、ローズの香りは弱くてサフランの香りが強いのかな~と思いました。
持続時間
「Oud Royal」はオードパルファムということもあって、香りの持続時間が比較的長いことが特徴。
具体的には、1プッシュでも体感10時間以上はパフォーマンス力を発揮してくれていると思います。
一方で、外国人の方のレビューを見てみると、中には1日中つけていてシャワーも浴びたのにも関わらず、日をまたいでもまだ香ってくれるという意見もありました。
香木・ウッディ系の香料の特徴として、残香性があることが挙がるのでオードパルファムという枠に関わらず1日中(24時間)香ることも全然あり得ると思います。
パッケージ
GiorgioArmani Priveシリーズのパッケージはめちゃくちゃカッコいいです!!
ボトルに関しても、ボディーがマッドブラックで安っぽい光沢はなく、ゴールドのキャップとロゴプレートを最大限引き立てます。
高貴で洗練された外見のデザインにもリスペクトを示したいところです。
値段
僕がAmazonで購入したときは、7万円以上しました。
しかし現在、出品者によっては3万円近くで購入できるので割とお手ごろだと思います!!
他の香水に比べて高いのは明らかですが、それだけの価格に対する価値は感じますし、海外に直接購入しに行く手間やお金がかかれないと思ったら安い方です。
それにしても、高価なのには変わりがないので「Oud Royal」は特別感を忘れないためにもシーンを選んだ方がいいのかもしれません。
どうやってこの香水を見つけたのか
ジョルジオアルマーニのプリヴェシリーズは2019/9/13現在日本での取り扱いはありません。
しかも、海外でも限られた店舗にしかないような貴重な存在。
僕自身いい匂いが好きで、いろんな店舗をまわる香水探しの旅をしていたわけですが、中々ピンとくるような存在の香水とは出会えませんでした…。
そこで、日本で取り扱いのある香水ではなく、日本で流通していない香水をあたってみようと思うわけです(唐突)。
しかし、実際に海外に行くのはもったいないですし金銭面的にも厳しいので断念しました。
そしてある日、手段を模索していた僕は海外の調香師の意見や海外サイトの香水レビューを見ることにしました。
まあそれで、結果的には今回の「GiorgioArmani Prive OudRoyal」にたどり着き、値段が高くて迷ったのですがイチかバチかにかけて購入したというわけです(笑)
ちなみに言っておくと、日本人でInstagramにアップしている人もいないほど隠れた存在です。
しかし、日本での取り扱いが始まれば即完売しそうな魅力はあるので広まっていないことが不思議なくらいですね。
偽物の見分け方
海外からの輸入で1番怖いのが偽物です。
特に正規店からの購入でなく、海外のバイヤーさんからの購入には少し抵抗があるかもしれません。
事実、今回の「GiorgioArmani Prive OudRoyal」にも偽物は存在します…。
priveシリーズにおける偽物は、香水のキャップにくっつけた跡があります。
↑これが本物
しかし、実際に通販サイトにある写真で見分けるのは本物の写真を使用しているので困難。
なので解決方法としては、出品しているバイヤーさんのレビューを必ず確認するようにしてください(偽物を取り扱っているのであれば誰かが気づいているはずなので…)。
レビューがない出品者や、評価が低い出品者からの購入にはくれぐれも気をつけてくださいね!
まとめ
今回は「【香水】GiorgioArmani Prive OudRoyal(ウードロイヤル)をレビュー 東洋の木材の香り」というタイトルでお話していきました。
正直言ってこの「Oud Royal(ウードロイヤル)」は誰にも真似してほしくありません…。
(紹介しておいて今更言うことではありませんが笑)
よくファッション業界で「モード」とは何なのかという哲学的なことが議論に上がりますが、今回この「Oud Royal(ウードロイヤル)」こそがモードというにふさわしいのではないかと本気で思いました。
だからこそ、真似をしてほしくない香水であってモードでもあり続けてほしいです(笑)
というわけで、僕の1番お気に入りの香水レビューでした!